2014年10月13日
その他
豊地区町づくりの健康福祉委員会の行事で昨年に引き続き、今年も「三床山」に登りました。
今年は約120人での登山です。登山とはいうものの「健康ウォーク」と銘打っているくらいですから、最初の登り口はちょっときついですが、あとはゆっくり歩けばハイキングの感じです。
私は今回最後尾なので、あちこち写真を撮ってきました。

見ているだけで苦しくなるような・・・・つたに締め付けられているような樹木。

古木からの新しい「命」。

流木のような・・・芸術のような・・・朽ち果てた命。

脱ぎ捨てられた「どんぐりの帽子」。

足元に宿った小さな緑のもみじ。 など・・・・
台風が接近しつつある時期でしたが、この日は天気にも恵まれて非常に気持ちのいいウォーキングでした。
山頂です。

この「三床山城址」の看板。かなり昔に私が書いたものです。
画像の上で右クリックして「新しいタブで画像を開く」で開いたいただきますと、書いてある文字が読めると思います。
看板には「兜」のイラストが描いてありますが、後程紹介する前田様の話によれば、この時代にはまだ「兜」はなかったようです。
「平成13年6月 豊地区壮年会」と最後に書いてありますので、約13年前ということになります。
左側の標柱も、右側の頂上の立札も私が書いたものでした。看板、標柱をこの山頂まで運んで設置された方々、ご苦労様でした。

山頂から見える南側、石生谷(いしょうだに)方面です。

東側からの展望はかなり広く、この山頂に砦を築き戦いに備えた当時の人の思いが伝わります。
この日は、鯖江市文化課の前田様より当時の「砦」の話をお聞きしました。

左側でスピーカーを持っておられる方が「前田様」です。
戦国時代の1700年代より更に以前の1500年代南北朝の頃なので、お城ではなく「砦」のようなものだったということです。
まだ鉄砲もない時代でした。